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過半数代表の条件を満たさない者との36協定で「違法残業」(書類送検)

2012.03.22
(以下は、2012年3月21日毎日新聞記事から)

” 伊勢労働基準監督署は、鳥羽市の旅館「戸田屋」の社長(60)▽執行役員で業務支配人(53)▽総務部長(42)▽同社の顧問社会保険労務士(55)の男女4人と法人としての戸田家を労働基準法と労働安全衛生法違反の疑いで、津地検伊勢支部に書類送検した。

 同署によると、昨年6月、就業規則に関する協定を従業員の過半数を代表とする者と結ばなければならないのに、代表でない従業員に押印させた違法な協定届けを作成し、最も長い従業員で昨年8月21日から1カ月間で、129時間の残業をさせたなどとしている。4人は容疑を認めているという。昨年12月、同労基署に内部告発があり、捜査していた。

 戸田家は江戸時代の天保年間(1830~44)の創業の老舗で、現在は10階建ての南館と15階建ての新館「嬉春亭」を合わせ、伊勢志摩地域では最大級の180室1030人の収容を誇る。従業員は約240人。”



[編注,コメント]

 記事本文中「就業規則に関する協定」とあるのは、「時間外労働に関する協定」の間違い?

 本件は書類送検の容疑に注目だ!!!

 ”『協定』を、従業員の過半数を代表とする者と結ばなければならないのに、代表でない従業員に押印させた違法な協定届けを作成し、最も長い従業員で昨年8月21日から1カ月間で、129時間の残業をさせたなどとしている。4人は容疑を認めているという。”

 この違反容疑には、日本の多くの企業が青ざめたに違いない。

 今回の事件について、監督署の姿勢を冷静に見定めていく必要がありそうだ。
 直接的には、(1) 内部告発があったから取り上げたのか、(2) 監督署が(いよいよ)「36協定の協定締結者の形骸化」を問題にし始めたのか、のいずれかである。(2)の場合であれば、産業界も新たな激震に見舞われる可能性もある。

 それと、今回、顧問社会保険労務士が共謀で立件されていることも「要注目だ」。



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