労務安全情報センター[ブログ]

(labor standard 研究所)  労働条件・労働基準の総合サイト「労務安全情報センター」です。
Home労基情報 | 安衛情報 | その他の労働情報 | 特集・労働基準の法律 | 法改正特集 | 送検事例 | 裁判例 | SPOT情報&ニュース | 労働基準REVIEW | お奨め情報 | 図書販売 | 携帯サイト | 書庫1 |  |  |  | 5(旧雑記) 

「労災かくしの理由」-送検事例から

2015.04.16
 以下、労災かくしで送検された事件(2件)

 その理由!
 事案1は、「けがが多いことを労基署に知られたくなかった」
 事案2は、「事故で元請けの会社に迷惑がかかり、今後の仕事に影響が出ると思って報告できなかった」
と述べているようだ。

 送検事例 [1]

 (情報源/2015.3.25NHK和歌山、2015.3.26朝日新聞和歌山版)

 事案の概要

 「紀の川市の食料品の製造会社が、おととしと去年、従業員2人が腕や指を切り、4日以上休業する事故があったにもかかわらず、定められた報告を怠ったとして、橋本労基署では、この会社と労務管理担当の取締役を書類送検した。書類送検されたのは、紀の川市の食料品製造会社「コレック」と、労務管理を担当する60歳の取締役の女性。
 同署によると、この会社は、おととし(2013年)9月と去年(2014年)7月、同町の元請け食品製造会社の工場で、この会社のそれぞれ20代の従業員2人が野菜を切る機械に挟まれるなどしてそれぞれ腕や指に切り傷を負い、4日以上、休業したにもかかわらず、定められた報告を怠ったとして、労安法違反の疑いが持たれている。

 調べに対して取締役は、「けがが多いことを労基署に知られたくなかった」と話しているという。同署は、「労災を隠すことは、再発防止の対策を妨げるもので、厳重に対処する必要がある」と話している。昨年8月、同署の定期検査で発覚した。」(情報源:前記のとおり)



 送検事例 [2]

 (情報源/2015.3.23NHK和歌山)

 事案の概要

 「去年、和歌山市の道路工事の現場で従業員が大けがをしたにもかかわらず、およそ3か月間報告しなかったとして、和歌山労基署は、この工事を請け負った建設会社の社長を書類送検した。書類送検されたのは、大阪府にある「山本建設」の41歳の社長。
 同署によると、去年10月、和歌山市の道路工事の現場で男性従業員が鉄筋に左手を挟まれ、人さし指を切断する大けがをしたが、建設会社の社長はこの事故について、およそ3か月間報告しなかったとして、労安法違反の疑いがもたれている。
 調べに対し社長は、「事故で元請けの会社に迷惑がかかり、今後の仕事に影響が出ると思って報告できなかった」と話しているという。(以下略)(情報源:前記のとおり)。


 [編注、コメント]

 発覚してことが重大になれば、結局、「書類送検」される!!!
 しかし、発覚しないこともある!!!
 この辺りのことも計算に入っているのだろうか?



労務安全情報センター
http://labor.tank.jp
labor100-75.jpg


関連記事
スポンサーサイト

Comment

承認待ちコメント -

このコメントは管理者の承認待ちです
2015.10.24 Sat 23:02 [ Edit ]

承認待ちコメント -

このコメントは管理者の承認待ちです
2015.10.26 Mon 03:07 [ Edit ]

管理者にだけ表示を許可する

TrackBack

TrackBackURL
→ http://laborstandard.blog82.fc2.com/tb.php/498-ac7ce99b
Template by まるぼろらいと

Copyright ©労務安全情報センター[ブログ] All Rights Reserved.