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竹中平蔵さんの問題認識-「労働監督が現場で機能していないというのも大きいんですよね」

2008.10.19
竹中平蔵さんの問題認識-「労働監督が現場で機能していないというのも大きいんですよね」

「中央公論」11月号 政治崩壊「新自由主義か社会民主主義か」
竹中平蔵・山口二郎対談の中に、次のやり取りがありました。


竹中 法律の問題もあるのですが、労働監督が現場で機能していないというのも大きいんですよね。ここがしっかりしていれば、サービス残業なんて許されないはずなのに。

山口 監督署が人手不足に陥っているという実態もあります。レフェリーが絶対的に足りない。

竹中 おっしゃるとおり。他方、地方農政局なんかには何もやらないでぶらぶらしているような人がごまんといるんです。例えばそこを削って仕事のあるところに回す。それが我々の言う改革ですよ。改革が不十分だからこんな状態になっている。山口先生がご指摘のファクトはすごく正しい。一緒に「改革を推進せよ」よいっていただけませんか(笑)。


[Comment]

(1)「省庁定員の再配置が柔軟にできれば」と、それは、誰もが思うことでありますが、竹中さんが云われる「労働監督が現場で機能していない」原因は、「監督署が人手不足に陥っている」(山口さん)から[だけ]ではありません。

(2)「労働監督が機能するためにどうすれば良いか」について、誰も、真剣に考えなかったし、今でも”それが大切なことだ”とは誰も気づいていない-という根の深い問題がある気がします。

(3) 竹中さんのこの発言を機会に振り返ってみましたが、-S22.4.7労基法成立以降の法改正をみても、改正条項の構成要件が「労働監督にどう影響するか、実質的に事業場監督を困難たらしめるような改正になっていないか」という観点から、個別の改正条文が事前検討なされた形跡がありません。
--労働監督の機能化は、監督官の人数を増やすのではなく、彼らに、必要な法制上の武器を与え、資質向上の強化訓練を通じて達成すべき。
安易な人員増は、問題の本質を見誤る恐れがある。(横田)

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